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Bricoの放浪記

ガンを乗り越えて、ゆる〜〜く旅する生き方を選んだ 旅と免疫力アップの日々のブログ

海外で交通機関を乗り間違えた話ーその3

前々日からの続きです、

今年6月15日アントワープからアムステルダムに行くつもりだった日の出来事です、

朝 列車に乗り間違え、次に会社を間違えて途中下車させられて、世界遺産キンデルダイクへの大寄り道を思い立ち、今度は船を乗り間違えてやっとの事でキンデルダイクにたどり着いたものの 途中から雨が降って来て雨宿りしている間に時間が過ぎ 帰りの船の時間に迫っていたのです。

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慌てて 船着場までの道を走る様に歩き、船着場に着いても誰も居ないのです! 

もう朝から続く自分の失敗に 頭の中がどんよりして この船着場で良いのか???

そうだ、私はウォーターバスでなくて渡しのボートでここについたのだから此処じゃないのかもしれない! と思った時にもう心がネガティヴな方にグワーンとかじとりされ 不安と焦りで満タン状態です。

通りかかった自転車の少年に此処にロッテルダム行きの船は来るかとたずねたら 反対側だという 反対側って言ったって橋なんかないしそんなバカな !で あっちあっちというように右側を指差して いる、

少年は片言しか英語が話せないから あちらの方向へ行けばいいのと聞いたらそうだという感じにとにかく右側を指差している、とにかく4時6分までにはもうそんなに時間がないから私は少年のいうことを信じて運河の右側沿いの道を急いで 別の船着場を探して歩き始めた、運河と言っても大湿地帯に流れるともなくある自然の大河なので直線ではなく ウネウネ曲がっていて 見通しがつかず、いったいどこに船着場があるのか見えない道を進むこと5、6分でどうやら船着場がありさっきのよりも大きい。

ちょうどフェリーが着いていてサイクリングツアーの人達が乗り込んでいるところだった、

これってロッテルダム行きですか?〜と たずねたら  NO!

そのあと サイクリングのメンバーでああでもないこうでもないと てんでに違う事を教えてくれていて誰の言ってる事が正しいのか?すると1人の男の人が みんなよく知らないんだ、僕らのツアーコンダクターに聞くと良いよ、 と言って 先頭にいた女性に大声で何やら言っていたが もう船に乗りかけていたその女の人は ハハハ〜 グッドラック!と答えて船の中に入ってしまった、

出航の時間なのだろう 皆  船に乗り込み、あちらへいけとさらに右側を指差している。

え、もっと右に船着き場があるのか?

何が何だかわからない 

右に向かって歩き始めたけど 考えてみたらもう ウォーターバスの時間は過ぎているし だんだん林の中に入ってきていて どうしよう? 船に乗れずここでどうすればいいのか??

どう考えてもこの先に船着き場がある雰囲気はない、

いざとなったら 林の中に家が点々とあるからそこで助けを頼もうそんなに事を考え とにかく誰かに聞くしかない、もちろん歩いている人などを全くいない。

ただでさえ雨が降って薄暗いのに林の中はさらに暗く もう 背後から急に何かが襲ってくるようなホラーな雰囲気満点、、、そうだ誰かの家のベルを鳴らしてどうしたらいいかきいてみようと 林のなかの瀟洒な一戸建ての館のベルを鳴らした、中でベルの音はしているが 誰も出てこない、なんどか鳴らしてみたけど出てこないので中を覗いてみた、 わ〜〜 住んでいない そういえば どこの家もこんなに薄暗いのに電気が付いていない!はじめて気がついたけどここは 別荘地で バカンス時期でも週末でもない時に誰も居ないのだ! それまで暗い林の中の道でも人家があると思っていたのでまだ怖くなかったが ゾーっと恐さが全身を走った。

私がもっと若かったら泣き出していたかもしれない、

とにかく最初の船着場の所に帰ろう  もう 疲れ果てていたがそれでも小走りで 引き返しはじめた。

雨もどんどん降ってきて 小さな傘は持っていたものの雨は容赦なく振りつけ着ているものにも染み込んできた、

それに私は 一週間分の荷物をリュックに背負って朝から動き続けているから疲れ切っていてそれでも急いで移動しているのだからすごい形相だっただろう、でも誰1人すれ違う人もなく 最初の船着場に戻り 船の待合のための屋根があるベンチに倒れるように座り込んだ。

どうしようこのまま夜になったら ? 世界遺産に行く道の側に閉店しているレストランがあったからいざとなったらそこのドアを壊して中に入って過そうかしらん、などと考えていたら遠くからエンジン音が聞こえてきた!

な〜んとくる時に乗った渡のボートがやって来る!それもあのおじいさんのオンボロボートだ

嬉しくなって 手を振り もうどこ行きだろうが構わないこのままボートに乗り込んでやる〜 船着場に着岸するやいなや私はボートに乗り込もうとして桟橋で滑りこけそうになった、おじいさんが 手を差し伸べてくれてなんとか船に乗り込み すがるようにロッテルダムに帰りたいのだと言ったところ 大丈夫、大丈夫 ロッテルダム行きの船の着くところで降ろしてあげるから心配ない!とおじいさんの答!

日に焼けてヨレヨレのおじいさんだが天使に見えた 。

ロッテルダムからアムステルダムまで夜の列車で移動して タクシーが拾えなかったので徒歩で 予約してあったホテルにたどり着いた時はもう夜中の12時を回っていた。

当初の予定では昼過ぎにアムステルダムに着き 運河沿いのカフェでお昼を食べるつもりだったのにロッテルダムで降ろされることになった列車で食べたパンのあと 食事もせず トホホな1日で その日は夕食も食べれずに そのまま寝てしまったのです。

でも トホホであっても 一生忘れられない1日になったのは 朝の列車乗り間違えから 始まった事で それを失敗と思うか どうかは 人それぞれ 私はトホホでもすごくいい経験をしたと思っています。

翌日は前の日の天気がうそのようなピーカンの美しいアムステルダムでした。

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